3月12日、下の娘の高校卒業式でした。
上の子の時とは違い、この子との歩みは一言では言い表せない葛藤の連続でした。
立ち止まり、探し続けた3年間
振り返れば、小学校高学年頃から集団生活への戸惑いが始まりました。中学入学はコロナ禍の
真っ只中。登校出来ない日々からのスタートでした。ようやく通えるようになっても、人付き合
いの難しさから中2で再び足が止まりました。
公立中学校を卒業し、ようやく決まった高校も、入学後すぐに自主退学。
「これからどうなるんだろう」と暗闇の中にいた時、今の時代に合った通信制高校という選択肢
を見つけ、再入学しました。
怒涛の日々と、手に入れた「達観」
それでも道は平坦ではなく、通学の壁にぶつかったり、自己免疫疾患という病との闘いも始まり
ました。「もう、、なんなんだろう」と天を仰ぐような日々。
けれど、病気は一年で寛解し、娘は今日、卒業の日を迎えました。
あまりに怒涛過ぎて、今はもう何が起きても「まぁ、なんとかなるさ」と達観している自分がい
ます。
「卒業」という名の満点
卒業後の進路は、まだ決まっていません。おそらく、まずはバイトから始めることになるでしょう。
でも、いいんです。今の私には「無事に卒業できた」という事実だけで、お腹いっぱいの、十分
すぎるほどの幸せです。
これからは、自分で何でもトライして、しっかり失敗もして、またトライして。自分の幸せを見つけていってほしい。
・・・・なんて思うけれど、それすら私の勝手な願いかもしれませんね。
彼女の人生は、彼女のものですから。
娘へ、そして私へ
若いうちは、わからないことだらけ。
でも、わからないからこそ面白いこともあるし、それがいい方に転がることもある。
「生きるって、結構楽しいよ」
今の私なら、ようやくそんな言葉を、飾らずに娘に伝えられる気がしています。
娘の卒業は、私の「母親としての激闘」からの卒業でもあります。
一つ肩の荷をおろして。
さあ、私も私の人生、53歳の新しい景色を見に行こうと思います。

